陶芸の里・栃木県益子町で作陶される大塚一弘さんに湯呑と合わせて作っていただいた、DOORSオリジナルの菓子皿です。
益子焼らしい少し厚みのあるぽってりとした温かみのあるお皿は、同色の湯呑と合わせて、お昼のまったりしたお茶の時間に煉りきりを載せてみたり、シンプルにお食事の際に取り皿としたり、あらゆる使い方を楽しんでいただけますよ。
フチの白い部分は、中央のつるっとした部分とのコントラストを表現するため、あえて釉薬を施していません。
そのため、素地に使用しているざらっとした土の風合いが感じられ、益子焼ならではの質感を楽しんでいただけます。
セットでオススメの湯呑は以下ご覧ください。
清窯 湯呑清窯 丸湯呑---大塚 一弘(おおつか かずひろ)---
1966年 益子町に生まれる
1988年 栃木県窯業指導所研修生終了
2006年 第80回 国展 奨励賞受賞
2010年 第64回 栃木県芸術祭 芸術祭賞受賞
2014年 益子焼伝統工芸士認定
2014年 第29回 栃木県美術作家連盟会員
2015年 栃木県美術作家連盟会員
2016年 国展準会員
世界中から若い芸術家を惹きつける"陶芸の里"である益子町で活動する大塚 一弘さん。
東京の専門学校で陶芸・美術を学び、窯業技術支援センターでの経験を経て、1989年に【清窯】を継がれました。
現在は、益子焼の新ブランドの商品製造や販路拡大のための海外セールス、飲食店とコラボレーションした器作りなど、益子焼を中心とした様々な活動をされています。
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【清窯(きよしがま)】
1969年、故・大塚清章が生まれ育った益子町道祖土に窯を築く。1989年に「清窯」二代目として息子の一弘さんが跡を継ぎ現在に至る。益子焼の伝統を受け継ぎながら、益子焼の可能性を広げる新しい表現に挑戦を続けられています。
【素材について】
・粘土
益子の原土(げんど)を水簸(すいひ)して作った水簸粘土を使用。
(水簸とは粘土の精製方法のひとつで、採取した原土を水でかき混ぜて余分なもの(小石や植物など)を取り除く作業のことです。)
・釉薬
益子の七つの伝統釉の一つ、並白釉(なみじろゆう)を使用。益子では「ナミジロ」と呼ばれています。
その並白(透明釉)に数パーセントだけ「酸化コバルト」という青や瑠璃色を発色する原料を混ぜて作ったのが「灰青」です。
白茶 : 並白釉
灰青 : 並白釉+酸化コバルト
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