海の城下町、宮津の風景を器に込める
・消し炭
宮津の街並みには、昔から潮風の浸食を防ぐため、焼き杉が張られた建物が多く見られます。年月と共に味わい深くなる焼き杉の表情。その黒を、丹後の土に用いて生み出しました。
・水面
豊かな森、大江山連峰を水源にもつ宮津湾。宮津の海を眺めていると、湾を取り囲む自然と共に、訪れた人を包み込むような穏やかな静けさをイメージしました。
・朝霧
冬、寒い日の朝、由良川や阿蘇海の水面の近くでは、水温と気温の寒暖差により、幻想的な景色を生み出します。そんな朝霧のようなしっとりとした白を表現しました。
・雨空
日本海に面する宮津では、天気の移り変わりが早く、様々な空の表情を見ることができます。
移りゆく、空と雲と雨と光の景色。焼くたびに少しずつ色合いの変わる釉薬を用いて、宮津の空の移り変わりを表現しました。
【AIKA CRAFT】
京都府北部に位置するのどかで穏やかな海の城下町・宮津。
豊かな自然や、素朴さ残る町には何気ない美しさがあります。そんな宮津のような素朴であたたかな器を暮らしの中へ届けたい。
自然の風景や素材をテーマに”シンプル”で”飽き”のこない、手作りの暮らしの器を制作しています。
・土について
AIKA CRAFTの器は、独自で採掘した土や荒さの残る土などを用いたオリジナルの陶器を使って制作しています。土ものが、本来もつ柔らかさがあり、同じ形の器でも、一つ一つに表情の違いがあるのが特徴です。
・成形・釉薬について
ロクロやタタラといった、シンプルで古典的な技法で成形しています。シンプルなので、作り手の個性と手跡が感じられる器が焼き上がり、手作りのぬくもりがうまれます。
また、丹後の土や植物の灰など、自然の素材を用いた釉薬を使うことにより、使う人の心になじむような、やさしく味わいのある質感や色合いになります。
・作り手
夫婦二人で制作しています。2017年、大阪から京都府宮津市へ移住し、工房を築きました。
AIKACRAFT(アイカクラフト)という屋号は、本名「秋鹿(あいか)」から名付けており、底面の印も鹿をシンボルマークとして描いております。
※全て手作りで制作していますので、サイズに多少の誤差がございます。また、釉薬のかかり具合や、窯の焼成の雰囲気などにより、色合いが若干異なる場合がございます。一点ものとしてご理解いただき、手作りの表情の違いをお楽しみください。
※この商品は、1点1点サイズ等の仕上がりが多少異なります。予めご了承ください。
※商品画像は、光の当たり具合やパソコンなどの閲覧環境により、実際の色味と異なって見える場合がございます。予めご了承ください。
※商品の色味の目安は、商品単体の画像をご参照ください。