スタッフスタイリング詳細｜スタッフスタイリング一覧

1 99

悠希

19フォロワー

163cm

DOORS マルイ吉祥寺店

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2024.11.02

品格を纏う名門の名作。

やっとこさ秋らしくなってまいりまして、本格的にアウターを羽織れる時期がやってまいりました。
とはいえまだまだフリースやダウンでは暑すぎる。
そんな中途半端な時期にも妥協をしたくない方へ。

Barbourですよ。
言わずもがななイギリスの超名門。
中でも今回は大定番のビデイルをメインにコーディネートを組みました。

インナーはウォッシャブルウールのモックネックニット。
パンツはLSTのウールライクツイルコンフォーダブル。
パンツとインナーはシンプルに品良く、クラシックにね。

あくまでバブアーがメイン。
道具としての側面でなく、街使いとしてのバブアーの美しさを際立たせてみました。

さて。
手前味噌長くなりましたが、本題はここからです。
19世紀後半に港湾労働者に向け、コットンの生地にワックスを染み込ませた生地を開発したことに始まるこのブランド。
今に至るまで多くの名作を世に産み出してきたことは言わずもがなではありますが、今回メインのビデイルに関してはバブアーの歴史の中では若めの新入り。
初登場は1980年のことだそうで。

元々のルーツとしては乗馬用。
故のサイドベントなのですね。納得。

このビデイル、道具としても魅力的ではありますが、ファッションアイテムとしても超一流。
ラグランスリーブで肩の張らないデザイン。
少し重心の下がるように取り付けられたマチ付きのパッチポケット。
ついつい手を入れて、格好をつけたくなってしまうハンドウォーマー。
着た時の綺麗なAライン。

パターンから細かい部分にまで気の利き様に魅せられます。
道具としての無骨さに加え、イギリスならではのスマートさと紳士なオーラを感じざるを得ません。
素直にウールツイードのネップ感あるトラウザーズの合わせなんて粋です。
あまり余計なことは考えずリーバイスでも全然アリ。

少し寒いときは襟を立てても雰囲気あり。

今回ご紹介しているのはOS、いわゆる今っぽいゆったりなシルエットのものになります。
THEな普通のサイズ感でも良いですが、今の雰囲気を孕んだゆとりのあるサイズ感で是非全身でブリテッシュを代表する名門の広い懐に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

店頭でお待ちしております。